池口修次国交副大臣は２４日に会見を開き、東北地方の高速道路の無料開放について「トラック・バスは当初の予定通り３１日で終了する」と発表した。

　「期間延長を検討したが、目的外利用の『Ｕターン』問題があった。ト協などが改善に向け尽力してくれたが一向に減らない」と強調。中止の「もう一つの要因」に「高速道道路会社の相当な減収」を挙げ、「当初の予想以上で手当てが難しい」と説明した。
　被災者支援（全車種）は９月以降も「当面継続」となったが、支援内容は「今後見直しを検討する」という。自治体が被災証明などを乱発している実態もあり、「家屋の全壊、半壊、停電被害など被災にも差がある。こうした点も考慮して対象を見直したい」と述べた。