ヤマト福祉財団（有富慶二代表）は９月８日、「東日本大震災生活・産業基盤復興再生募金」の第１次助成先を発表した。
　７月末までに集められた総額約４６億円の寄付金のうち９件、４１億円の事業を助成する。

　岩手県の「水産加工事業者生産回復支援事業」をはじめとする今回の助成は、８月２４日に開かれた復興支援選考委員会で決定したもので、９件のうち６事業が水産関連で、「単に漁獲量を上げるための支援にとどまらず、流通や加工と一体となった産業再生支援に寄与することが特徴」という。寄付金は、６日現在で約57億７１３６万円となっている。
　今年度の助成は、合計５次の応募期間を予定。第２次は１０月中に助成先を決定する。
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