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    キヤノン 大分キヤノン第2工場に物流棟を建設

    2004年8月5日

     
     
     

    キヤノンは5日、現在第1期建設工事を行っている大分キヤノン第2工場(大分市岡地区)に、部品内製化と物流業務の合理化を推進する新棟を建設するための投資を決定し、第2期工事として9月から着工を開始することを発表。第2期工事で新しく建設を計画している主な棟には工場棟と物流棟がある。
     物流棟は、完成した製品の梱包や出荷、輸出までの物流業務と、サービスパーツやユニット部品の輸出入を含めた物流の中枢機能を備える。工場棟では、デジタルカメラおよびデジタルビデオカメラのキーパーツである基板の実装やレンズ部品の加工を行う。
     今回の第2期工事では、延床面積で5万4964平方メートルの建物の建築を計画しており、追加の投資金額は147億円を予定。物流業務を凝縮して1か所で行うことにより、製品の生産から梱包、輸出までの業務をさらに短い期間で実施できるようになるとともに、外部倉庫や輸送の削減によるコストダウンをはじめとする合理化が推進できる。

     
     
     
     
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