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労務管理
運送業に特化した専門家集団 「トラックパートナー」発足
2020年5月25日
トラック運送業の活性化・健全化に向けて、北海道の弁護士・社労士・行政書士をはじめ、財務・システム・保険などの専門家が集結し、「トラックパートナー」と名乗り、今年度から全国の運送事業者に向けてサービスを展開する。
「トラックパートナー」は、トラック運送業に特化した専門家の集団。中核メンバーとして、行政書士の佐々木ひとみ氏(行政書士佐々木ひとみ事務所)、弁護士の本間裕美氏(みらい共同法律事務所)、社労士・キャリアコンサルタントの藤渡一朗氏(藤渡社会保険労務士事務所)、財務コンサルの丸一良太氏(マニュライフ生命保険)らが所属。このほか、保険やITの専門家も加わる。
運送会社の労務問題、財務問題、法律問題など様々な経営課題や困りごとを、連携しながら「ワンストップ」で解決できることが強みで、運送専門のセミナーの開催も予定。HPも近く開設する予定だ。
2018年に北海道の士業らで「チームオールラウンド」として活動を開始。発足以降、トラック運送業に向けた「財務内容の見直し」「助成金の活用」「労務管理」「人が集まる会社づくり」などをテーマとしたセミナーの開催や、メンバーの連携によるコンサルティング業務などを道内で進めてきた。ノウハウの構築が進んだことから、今年度、「トラックパートナー」と改称し、全国に向けて、専門的なノウハウの提供、経営改善などに向けた各種サポートを展開していく。
異業種の専門家が連携し、トラック運送業に特化したサポート集団は全国でも珍しく、提供するサービスは多岐にわたる。トラック運送業に係る各種セミナーや教育・研修、各種調査、コンサルティング、巡回指導・監査対応、労務トラブル対応、交通事故トラブル対応などを予定している。
トラックパートナーでは、「運送事業者が抱える多様な問題へのサポートがワンストップで対応可能なため、問題解決に係る時間・コストの削減にもつながる」としている。
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