アウルグループ（藤井康道社長、大阪府摂津市）は、社員とその家族分のマスクの費用を負担し予防対策に努めている。

同社は、２４時間３６５日の仕事を展開しており、順調に売り上げを伸ばしている。その中で、社員だけでなく、家族分のマスク代も負担するように現在取り組んでいる。

日頃から手洗いうがいの徹底を図ってきているが、最前線の現場で働くドライバー職の予防対策の高い意識を見て、費用を負担しようと決めたという藤井社長は「ここまで売り上げを上げられたのも働いてくれている社員のおかげ、その社員と家族のためにできることをしたいと考えマスクを購入した。領収書を提出してもらえれば会社で費用を負担するようにしている」と話す。

また、「こちらがマスクのことをいう前に早い段階で自分たちで用意をしてくれている。いつまで続くかわからない中でマスク費用も少なからず負担になってくると考えているので、少しでも軽減できればと思い取り入れるようにした」とも説明する。

厳しい環境の最前線で仕事をしている社員への感謝の気持ちとして形で答える同社長は「早く終息してくれればいいがいつまで続くかわからない中でみんな頑張ってくれている。少しでも社員と家族が安心して働ける職場にしていきたい」と話す。

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