【京都】カシックス（京都市伏見区）は９月２６日、ドライブコンテストを開催。
　昨年からデルタ自動車教習所の協力を得て、自社敷地内でコンテストを実施している。藤田周士社長は「社員全員が楽しんでドラコンを受けてくれているのが一番うれしい。ドラコン自体にゲーム性を持たせ、懇親を兼ねて楽しくやっている」と笑う。

　「学科試験も作成した。今年からは特に社内で必要な知識を学科に加えた」という。カシックス独自の問題を加えることで、一般のドラコンとは一線を画したプログラムになっている。
　「今年度のテーマは『ありがとう』。他社からも数社が見学に来ている。当社にとってドライバーの質向上になって、デルタにもビジネスチャンスにつながる。これで交通事故が減少すれば、三方よしとなる」と説明。「継続していくことで技術力のアップにつなげたい」と意気込む。

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　ドライバーの平均年齢は３８歳。今回のドラコンを取材して、一番印象に残ったのが、参加ドライバーの笑顔だ。楽しんで参加していることが伝わってくる。
　藤田社長は「楽しみながらやるのが一番いい。しかし、遊びだけではダメ」という。同社でも以前は懇親といえば「遊び」だけだったが、「楽しく、しかも仕事に結びつくことが重要」と方向転換したという。
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