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物流ニュース
45フィート国際海上コンテナ 宮城県内で輸送開始
2011年9月22日
宮城県内で、公道走行が制限されている45フィート国際海上コンテナの本格的な輸送が、5日から開始した。国内では初となる。
岩沼市の東洋ゴム工業岩沼工場でタイヤが積み込まれ、仙台港高砂コンテナターミナルに輸送される。1日までに車検が完了し、特殊車両の通行許可が下りた。同コンテナは内航船で京浜港に輸送。大型船に積み替えられて北米に輸出される。
45フィートコンテナの国内での走行は、安全性の観点から制限されている。国交省道路局は3月25日、同コンテナの輸送円滑化事業の対象地域として認定された改造改革特区について、特例措置を講ずると通達。宮城県は同日に「みやぎ45フィートコンテナ物流特区」を認定され、特殊車両の審査要件が緩和されていた。
大震災の発生で、地元の運送会社が準備していたトレーラなどが流されるなどして開始が遅れていた。その後、車台などを外国から調達し、車検を受けるなど準備を進めていたため、運用時期がずれ込んだ。同物流特区実現に向け、昨年11月には東北国際物流戦略チームが社会実験を実施していた。この記事へのコメント
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