セイノーホールディングス（田口義隆社長、岐阜県大垣市）は１月１４日、新年互礼会を開催。グループ６６社の役員、管理職ら４６０人が出席した。
　今年のスローガンは「果敢」。田口義嘉壽会長はあいさつで、「欧州危機の影響で厳しい年になることが予想される。しかし、当社グループは『ピンチをチャンスに転換する良い機会』と捉え、果敢に行動・挑戦・吸収する１年としたい」と強調。明るい話題として東京、仙台の両支店の新築移転計画があり、年内に着工させる方針を明らかにした。また、昨年は都市対抗野球の本大会に出場しベスト１６に進出した同社野球部に対しては、「まずベスト４、そして優勝を果たしてほしい」と期待を寄せた。

　第２８回セイノーグループ表彰では、グループ会社２０社が受賞。最優秀賞にはジェームス岐阜（三宅敏機社長）と西濃シェンカー（ヘルヴェルト・ヴィルヘルム社長）の２社が選ばれた。また大震災発生時に、多くの社員やその家族が被災者となる中で、物流事業者としての社会的使命を果たした岩手西濃運輸（安齋晃次社長）、宮城西濃運輸（阿部進太郎社長）の２社に特別感謝状が贈られた。
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