北海道建設部空港港湾局は６月２８日、「北東アジア等海外との国際輸送実態調査事業委託業務」について公募型プロポーザルを実施すると発表。同日から応募書類の交付を開始した。
　北海道から中国・韓国など北東アジアへ輸送される道産品の輸送経路の実態を把握するとともに、本州経由で輸送されている道産品を道内の港湾を利用してダイレクトに海外へ輸送するための方策を検討するもの。

　事業者への聴き取りや統計資料を利用し、道産品国際輸送について、品目、量、時期、輸送ルート、費用、課題など実態を把握し、ダイレクト輸送を促進する方策をまとめる。
　参加表明書の提出は１２日、企画提案書の提出は２６日まで。８月下旬からの業務開始を予定。契約期間は来年３月１５日まで。
　問い合わせは、電話０１１（２３１）４１１１番。同局物流港湾課物流調整グループ・担当菅井氏まで。