ＳＧシステム（安延申社長、京都市南区）は、国内最大級のスキャニングセンターを福島県郡山市に開設、９月２１日から稼働を開始した。協業するジェイエスキューブを含む新規雇用約１６０人を創出し、東日本大震災で被害を受けた「地域の復興・再生に貢献したい」としている。

　新施設は鉄骨造りの２階建てで、延べ床面積は２０６０平方ｍ。高速汎用スキャニングマシン２７台を保有する。
　当初は佐川急便の発送伝票のスキャニングおよびデータ入力業務から始め、「グループ外部のお客様にもスキャンサービスの提供を広げていく」。さらに、クラウド型のデータセンター機能を充実させることで「データ・ストレージ・サービスや分析サービスなど、新ビジネスの創造・発信の拠点にしていきたい」という。
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