サンワＮＥＴＳ（水谷欣志社長、静岡県袋井市）は１０月２７日、堀越営業所でフォークリフト技能講習会を開き、グループ会社の大幸運輸（名古屋市港区）、サンワＮＥＴＳ埼玉（埼玉県日高市）を含めて３０人が参加。

　トヨタＬ＆Ｆ静岡の協力を得て開催しているもので、今回が３回目。参加者は模擬コースを利用しての実技テストを実施し、順位づけも行われた。水谷社長は「10月までの事故発生件数は前年同期比で半減しているが、全ての顧客で減少しているわけではない」と述べ、早期の事故ゼロ達成を呼び掛けた。
　参加者は、一つのパレットをウイング車に積み込み、もう一つのパレットを荷台から取り出して所定の場所に置く「実践的」なコースを走行。使用するリフトは前進時に音の鳴る仕様とし、日頃の運転技術と安全確認の正確性を確かめた。作業終了後には講師からアドバイスを受け、真剣な表情で聞き入っていた。成績上位３人に水谷社長から副賞が手渡された。
　同社では、今後も１年に２回の講習会を開いて、リフト作業時の更なる安全レベルの向上を図る。
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