鴻池運輸（鴻池忠彦社長、大阪市中央区）は１２月２５日、メコン・ベンガル地域のさらなる拡充の一環としてカンボジア・プノンペンに駐在員事務所を開設したと発表。今回の開設で海外拠点は２６拠点となった。
　同社はこれまで、グループ力を生かし現地代理店との業務提携による「カンボジアから日本を最短８日間でつなぐ『カンボジア・エクスプレス』」などの物流サービスを提携してきた。今回、プノンペンに駐在員事務所を設立することでカンボジア市場の調査や新たな物流サービスの開発を行い、顧客サービスのさらなる向上を目指す。

　鴻池グループは、１９８５年から工場やブランドの海外移転を一貫して取り扱うサービスを提供しており、中国やタイ、ベトナムなどアジア地域において数多くの実績を持つ。
　同社は今後、「カンボジアで需要の増加が予測される工場やプラントの移設、インフラ整備での進出企業への支援に取り組む」としている。
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