全ト協（星野良三会長）は１日、自民党・公明党に対して要望した税制大綱の結果（速報）をホームページで公表した。

　要望事項は６事項１０点。自動車取得税廃止要望には、「２段階で引き下げ、消費税１０％の時点で廃止」、自動車重量税廃止要望には「見直しを行うが廃止はしない」と回答。消費税引き上げに伴う燃料課税の軽減および価格転嫁策の促進要望は、「実質的な値引き強制等が行われないよう、強力な実効性のある転嫁対策を実現する」。高速道路等通行料金の大幅な引き下げ要望については、「現在検討中」で、２０１２年度内にめどを取りまとめる予定。
　そのほかの要望事項については不適用や受け入れられない結果となったが、要望は今後も継続する方針。
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