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    27年度には14万人が不足 ドライバー確保の決め手は

    2014年11月14日

     
     
     

     全ト協の「日本のトラック輸送産業現状と課題」によると、「平成25年度現在、トラック運送事業に従事する従業員は全体で約187万人。うち輸送・機械運転従事者は84万人。全体の約45%を占めている」という。一方、20年9月に国交省がまとめた「輸送の安全向上のための優良な労働力(トラックドライバー)確保対策の検討報告書」によると、将来のトラックドライバーの需給について、他産業との賃金格差が縮まらない場合、27年度には約14万人が不足すると予測されている」としている。
     若年者の労働力確保は今後、さらに困難になることが予想される。村上龍氏の「13歳のハローワーク」から発生した「13歳のハローワーク公式サイト」によると、トラック運転者は「長距離運転者は労働時間が長くなる傾向があり、家族と過ごす時間が少なくなることを覚悟しなければならない。安全に無事に、決められた時間内に運送を終了することが求められるので、規則正しい生活が要求される」と紹介されており、現役ドライバーの声として、「どんな仕事でも根性が必要」「会社の選択は慎重に」などと紹介されている。


     愛知県の運送事業者も「最近のドライバーはキツい仕事を避ける傾向にある」「仕事よりも生活や休暇を優先させる人が多い」と指摘する。
     三重県のサービスエリアで休憩していたドライバーの一人は「いい仕事があれば、そちらを選ぶ。ドライバーでなくてもいい。仲間には、どうしてもここしかないという人もいるが、最近はこだわりがない人も増えている」という。運送会社が、どれだけドライバーを大切にするか。これが運送会社が今後、ドライバーを確保できるかどうかを決めることになる。
    ◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会

     
     
     
     

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