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物流ニュース
日本3PL協会 経営塾を開催、成長企業から学ぶ経営戦略
2024年11月19日New!!
日本3PL協会(和佐見勝会長、東京都千代田区)では、物流事業や現場改革のリーダーたちを対象に毎年、「経営塾」を開催している。
3年目の今回は10月18日にホテル雅叙園東京(同目黒区)で開催、約100人が集まった。
今回のテーマは「成長企業から学ぶ、持続的成長を図る経営戦略」。講師は、ヤマト運輸(同中央区)の鹿妻明弘専務と、トラスコ中山(同港区)の中山哲也社長が務めた。
鹿妻専務は「物流戦略について~競争から協創の時代へ~」をテーマに、2024年問題とその動向、自社の課題と対応策を説明。メーカー同士の協業を例に挙げ、「物流業界での協業にはデジタル化は必須だが、帳票類のデジタル化だけでは足りない」とし、「着荷先の流儀がいろいろなので、ドライバーへの指示がデジタル化できなければ解決しない。一番難しい課題」と話した。
また、中山社長は「教科書にない経営~教科書通りでうまくいくならば世の中は成功者で溢れている~」と題して講演。独自の経営術で成長し続ける同社長は「社長業30年間で学んだこと」として「世の中の非常識が成長のきっかけ」と、独自の経験とアイデアで産み出した経営手法、「常識にとらわれないでできるだけ多くの在庫を持つ経営」や「手形取引、請求書、受領書の全廃」「ユニークな人材育成と社内制度」などを詳しく説明した。
同協会では11月7日に物流施設見学会を実施する。見学先は鴻池運輸の安曇野営業所第一・第二倉庫で、サントリーの天然水工場も見学予定。募集人数は30人、参加申し込み締め切りは31日。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本3PL協会
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