【大阪】国際物流戦略チーム（黒田勝彦座長、神戸大学名誉教授）は２月２日、ホテル阪神で幹事会を開催した。
　開会のあいさつで黒田座長は「関西の将来を見据えた物流部門は当然のこと、交通体系や産業構造をどのように見つめていくかも議論されていくと思う。そのことと、物流戦略チームの物流の効率化のあり方というのは連動する部分がある。皆様のご支援をたまわりたい」と述べた。
　議事では最近の動き、今後の取り組み状況について報告されたほか、阪神港利用促進プロジェクトの選定では、辰巳商會、ジャンボフェリー、宮崎カーフェリー、阪九フェリーの４社が選定された。

　また、「国際物流シンポジウム２０１５（仮称）」の開催については、３月１８日にホテル大阪ベイタワーで開催する。サブタイトルは「大阪湾岸元気宣言！　海・空・陸の総力で日本のリーディングゾーンへ」。関西が日本経済を牽引する地域として創生するため、関西経済を下支えする社会インフラのあり方などについて問題提起し、創生するための「元気の素」などを議論する予定。