関東運輸局は３月４日、平成２７年１２月１０日から同２８年１月１０日の期間で実施した「平成２７年度年末年始の輸送等に関する安全総点検」の実施結果を発表。立ち入り点検を実施した事業者は８７社、そのうちトラック運送事業者は１２社で、トラックターミナルは１社。街頭検査は１１回実施され、検査車両は３５１台、整備命令を交付したのは６７件。シートベルトの着用状況調査では９１８台が調査対象となり運転者の着用率は９９.６％。このうちトラックは１３５台が調査対象で、運転者の着用率は９８.５％だった。

　期間中に発生した事故については、自動車交通関係全体（バス・タクシー・トラック）では９１件（前年比２５件増）の事故が発生。このうち、トラックは３２件（同７件増）で、死者は９人、負傷者は２１人だった。