ニチレイは９日、昨年１２月に発表していた低温物流カンパニーの組織再編の詳細を確定した。
　 ４月１日付けで低温物流企画部を廃止し、機能を低温物流事業部に移管。日本低温流通は物流ネットワーク事業を全国展開するロジスティクス・ネットワークに承継される。
　 また、地域保管事業を展開する７社（ニチレイ・ロジスティクス北海道、ニチレイ・ロジスティクス東北、ニチレイ・ロジスティクス関東、ニチレイ・ロジスティクス東海、ニチレイ・ロジスティクス関西、ニチレイ・ロジスティクス中国、ニチレイ・ロジスティクス九州）を設立し、四国で同事業を行う四国水産冷蔵もニチレイ・ロジスティクス四国に改称する。神奈川県内で事業運営しているキョクレイは神奈川日冷を吸収合併する。
　 低温物流カンパニーの分社化に伴い、東北、関東、中部、関西、九州の各低温物流支社を廃止。低温物流事業と食品営業の両機能を保有していた北海道支社は、食品営業に特化し、北海道営業支社と改称する。