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    ニチレイロジ 待機問題の解消図る「トラック事前予約システム」

    2017年11月16日

     
     
     

     ニチレイロジグループは10月13日、トラックの待機問題の緩和・解消を図るため、26日から、「トラック事前予約システム」の運送を開始すると発表した。
     現在、物流センターで、スムーズな荷下ろしや積み込みが出来ないため、ドライバーが長時間待機・拘束されている問題が社会的な課題となっている。低温物流業界でも同様の課題があり、その原因の一つに物流センターに到着した順番で入出庫の対応が行われていることが挙げられる。このことからトラック側は、営業時間以前に物流センターに到着し、順番確保のために待機するという状況も発生している。
     一方、物流センターでは、限られたトラックバースに必要な作業員を配置しているが、トラックが集中する時間帯では、トラックの台数が入出庫作業の処理能力を超え、トラック待機が発生。さらに物流センターの寄託者とトラックを手配する運送荷主が違う場合も存在するなど、物流センター側では何時に、どこの運送会社のトラックが何を積んでくるのかわからないため、事前の整理が困難という現状もある。


     同社が今回、導入する「トラック事前予約システム」は、物流センターごとに設定された時間帯別の入出庫可能枠に対して、トラック側が入出庫の希望時間を予約でき、トラックの順番確保のための待機が不要になる。さらに、トラック側から積み荷明細(運送依頼書や送り状)を物流センター側に事前送付することで、これまでトラック到着後に行っていた運送会社の照合、オーダーの照合を事前に実施することができ、到着からトラックバースへの誘導をスムーズに行うことが可能になるという。
     具体的には、物流センター側が、倉庫内の作業に合わせ、時間帯別の予約可能枠を設定する。次にトラック側が、その予約枠を確認し、希望時間を予約した上で、積み荷明細(送り状)を事前にセンター側へ送付する。センター側は、トラック側から送付された明細(送り状)を、予約時間前に照合し、作業準備を行う。トラック側は、予約した時間に到着・受付した後、トラックバースに接車し、入出庫作業を開始するという段取りだ。
     同社では、同システム導入にあたり、「低温物流業界では先駆的な取り組みとして、荷主・運送会社との連携のもと、本システムの活用を通じ、トラック待機問題緩和に寄与することを目指していきたい」としている。
     同システムは、同社のグループであるロジスティクス・ネットワークの杉戸物流センター(埼玉県北葛飾郡)と大阪埠頭物流センター(大阪市住之江区)への導入を皮切りに、順次拡大していく。
    ◎関連リンク→ 株式会社ニチレイロジグループ本社

     
     
     
     
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