医療用品を扱う日本シグマックスは３月１８日、大阪市住之江区に新設した「大阪物流センター」の稼働を同日から開始したと発表。

同社はこれまで「柏物流センター」（千葉県）から全国への配送を行っていたが、「物流の２０２４年問題への対策」および災害等の緊急事態発生時の安定した商品供給の体制を確立するため、西日本エリアでの物流拠点の準備を進めていた。今回の「大阪物流センター」の開設により、今後は２拠点の物流倉庫から最適な拠点を選んで商品を発送する。配送先に近い拠点から出荷することで、トラックの使用燃料の削減・ドライバーの運転時間の短縮に貢献できると考えている。また、地震や火災といった災害等で物流センターや流通網にダメージを受けるリスクに対応し、商品を安定して供給できる運用（ＢＣＭ）を目指す。

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