-
運送会社
北海道ロジサービス 「日本物流大賞」受賞、AI使い積載率向上
2026年6月30日
【北海道】北海道ロジサービス(岩藤正和社長、江別市)は、物流連主催の第1回「日本物流大賞」を受賞した。AI需要予測を用いた配送の1便化と地域シェアリングモデルの構築が評価された。親会社の生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長、札幌市西区)、輸送を担うエース(林美奈社長、石狩市)、札幌軽量急送(青田真社長、札幌市北区)と共同受賞した。
AIやPOSデータによる客数予測などを基盤とした需要予測システムを活用。自動発注、納品曜日のコントロールなど荷量波動を抑制する仕組みを導入し、最後に熟練担当者がAIでは判断できない調整を行った。これにより積載率を従来の78%から93%へと向上させ、利便性を損なうことのない1便体制を構築した。
従来は、製造工場の出荷都合やベンダーの納品指定時刻など、上流工程の制約に物流が縛られ、特に2便目の積載率は平均35%と低効率だった。
この取り組みで創出した43の空コースを地域の共同配送プラットフォームとして開放し、他社荷物の混載や協力会社の調達物流の統合を進めた。共同配送により車両台数を減らし、年間2万6448時間の労働時間を削減。これはトラック7台分にあたる。また、CO2排出量は年間310トンを削減した。

同社はメーカー約400社、卸8社、輸送事業者約20社を対象に、物流情報をクラウド型共通システムに活用して納品伝票の統一、電子受領などを進めたことで、2022年度にはJILSの「ロジスティクス大賞」をTSUNAGUTE(東京都千代田区)とともに受賞。先進的な物流体制の構築を進めている。
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ
