鴻池運輸（鴻池忠彦社長）は４月２日、入社式を開催。今年の本社採用の総合職（事務技術職）は、昨年より４人多い４６人となった。
　鴻池社長は「鴻池グループの売上高を生み出す作業をしているのは現場。その現場が我々の会社の売り上げと利益を生み出していることを忘れないでほしい」と述べた。また、「現場は常に危険と背中合わせで作業している。小さな油断が大きな災害を招く。鴻池グループの社員と協力会社の人が、安全で安心して働くことのできる職場環境の整備をすることが私たちの使命」と訓辞した。

　さらに、「当社の１３２年という長い歴史と共に、当社独自の企業風土が出来上がっている。自分は常に新しい、正しいと思っていてもそうとは限らない。常に時代は変化する」と述べ、「皆さんは鴻池という一つの企業風土に入る。疑問を感じたらそれをそのまま疑問とせず、どんどん問題を提起してほしい」と激励した。
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