「運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会」が１７日に設立され、初会合を開いた。「運輸の安全の確保」を最重要課題としてスタートし、５年以上経過した運輸安全マネジメントについて、国交省では「一定の成果を上げている」としながら「中小事業者については依然、取り組み意識に関する理解が深く浸透していない」と指摘。官民連携で普及・啓発の強化を図っていくことになった。

　協議会メンバーは、民間のリスクマネジメント会社、運輸関係団体、国交省などで構成。中小事業者を対象に「運輸安全マネジメント・トライアルセミナー」などを開き、官民による普及・啓発事業の本格展開に向け「環境整備を支援していく」という。
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