中部地方整備局と中日本高速道路は６月６日、愛知県内の国道１号と東名高速道路の下り線で同時刻に特殊車両通行許可違反車両に対する取り締まりを実施。計３０台のうち、２１台に違反が見つかった。

　今年度は「取り締まり逃れ」を防止すため、道路管理者間で調整を図り、並行する幹線国道と高速道路で同時に特車取り締まりを実施する。今年度１回目となる同日は午後１時から３時間行い、国道１号は１７台を検査場所に引き込み、「無許可」が３台、残る１４台に「許可証の不携帯」などの違反が見られた。一方、東名高速では１３台を調べ、４台に長さなどに関する違反が見つかった。
　中部地方整備局名古屋国道事務所によると、昨年度は調べた１８４台のうち３５台が無許可車両で、許可済み車両でも延べ２４０台に重量や車両サイズなどに関する違反が見られた。今年度は「合同取り締まり」を７月、８月、１０月、１１月、２０１３年１月と今回を含めて計６回実施する計画。
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