国交省は７月３１日、１１年度の「宅配便取扱実績」を発表。取扱個数は３４億９６万個（うちトラック運送３３億６３００万個、航空利用等３７９６万個）となり、前年度に比べ１億８１１３万個（５.６％）の増加で対前年度増加が続いている。

　便名ごとのシェアは、トラック運送では上位５便が全体の９９.５％、「宅急便」「飛脚宅配便」「ゆうパック」の上位３便で９２.３％を占めた。航空等利用運送でも上位４便で全体の５０.４％を占めている。
　同年度の宅配便（トラック）取扱個数について「インターネットを利用した通販に係る商品開発による需要拡大や、営業努力による新規需要開拓などで前年度を上回った事業者もいたことから、全体の実績として増加となっている」と国交省。
　メール便の取扱冊数は５３億３８９２万冊で、前年度に比べ９６２８万冊（１.８％）の増加となった。「ゆうメール」「クロネコメール便」の上位２便で９４.８％を占めている。
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