中京陸運（鷹見正彦社長、名古屋市熱田区）が開設を進めてきた「関東物流センター」をこのほど千葉県野田市に完成、１日から運用開始した。同社にとって初の関東進出で、今後は同センターを３ＰＬ事業における重要な物流拠点と位置づけ事業展開していく。

　同センターは延べ床面積約１５００坪の３階建てで、垂直搬送機２基、エレベーター１基を備える。
　同社は現在出掛けている３ＰＬ事業で、全国各地のセンター運営を協力会社とともに運営してきたが、市場規模の大きい関東地方に拠点を置くことを従前から見据え、今年３月から準備を進めてきた。今後は、関東便の帰り荷手配や倉庫事業なども手がけていき、「将来的には関東の物流拠点と位置づけ、同センターを営業所として事業展開していきたい」（土田友男常務）としている。
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