プラネット物流（東京都中央区）は１０月２３日、社長交代の記者発表会を開いた。
　４年間社長を務めた久留雅雄氏は「就任はリーマン・ショックの直後。翌年赤字だった経営は翌々年には黒字にできた。その後、オフィスを今の築地に移し、昨年は痛ましい東日本大震災に見舞われた。１０日間で出荷体制を立て直して業務再開したが、災害時対策の課題改善に注力した。絶え間ない経済・社会環境の激動の中にあった４年間で、良い経験をさせてもらった」と語った。
　また「災害対策の改善に終わりはない。システムの見直しが課題にあるが、馬場新社長はシステム畑出身。良いタイミングで来てくれた」と話した。

　新社長に就任した馬場純夫氏は「物流もシステムも、正常に動いて当たり前という点で似ている。真に役立つプラネット物流を目指す」と述べた。
　なお、同１８日付で宮崎悌二、黒岩昭雄の両氏が取締役に就任。久留、松元英明、玉生弘昌の３氏は退任。
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