佐川がん研究振興財団は１２月８日、ウエスティン都ホテル京都（京都市東山区）で「佐川特別賞・佐川看護特別賞」授賞式と「佐川がん研究助成」授与式を開催した。
　研究助成では、全国の研究機関から応募があった総数１４６件の中から、福島県立医科大学看護学部助教・有永洋子氏による「アロマセラピーとエクササイズを用いた乳がん治療関連リンパ浮腫セルフケアプログラムの長期管理効果」をはじめとする１４件に、それぞれ１００万円（総額１４００万円）を助成する。なお、本年度までの研究助成件数は３８７件、総額３億８０００万円になる。

　また、「佐川特別賞」は、神戸大学大学院医学研究科教授・高井義美氏と、京都大学大学院医学研究科教授・平岡真寛氏に、「佐川看護特別賞」は、がん看護専門看護師のｏｕｔｃｏｍｅを評価する会（代表者・大内紗也子氏）と千葉県立保健医療大学健康科学部教授・佐藤まゆみ氏の２件に決定した。
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