セイノーホールディングスは１月２３日、グループで環境関連事業を展開するセイノーエコトレーディング（傍島正法社長、東京都中央区）が、セイノーグループから出た使用済みストレッチフィルムを原材料にした１００％再生素材のストレッチフィルム「セイノーエコラップ」の発売を開始したと発表した。

　同グループでは、これまで使用済みストレッチフィルムを廃棄しており、総量は年間６００トンに上った。廃フィルムを再び商品化することで、原材料の抑制や二酸化炭素排出量を削減していく。サイズは、厚さ１５ミクロン、幅５０cm、長さ３００mで価格はオープン。現在は販売開始キャンペーンとして１本４００円で販売している。
　同社では「通常のバージン素材を使用したフィルムは原油を材料としているので原油価格に左右されるが、セイノーエコラップは価格変動に強い」とメリットを説明している。
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