日本梱包工業組合（古賀あや会長）は２月１日、東京都港区の全専売会館で「梱包管理士技術認定講座基礎コース」の開校式を行った。
　この講座は、工業包装技術研修校として都から認定を受けている職業訓練校の一つ。校長を務める古賀会長は受講生に「この講座を通して技能、技術、業務の幅を広げ、物流業界に必要、重要な人材として磨きをかけていただきたい。仕事の裏付けとなる理論武装と関連する業務の知識をミックスし、能力に磨きをかけ帰っていただきたい」と話した。加えて「外を見る、外を知る、外の人を知る、輪のコミュニケーションも会社に持って帰ってください」と語った。

　第２１期となる今回の受講生は８５人。神戸市でも同日開校し、６９人の受講生が参加。講座は３月まで８回行われる。梱包管理士資格試験は専門コース修了者のみで、専門コース受講は基礎コース修了者に限られている。