北海道経済産業局は５月２２日、平成２４年度地域自立型買い物弱者対策支援事業（２次募集）の採択先を決定したと発表し、道内の運送関係では、ヤマト運輸道北主幹支店（旭川市）による幌加内町の北部地域を対象とした「宅配ネットワークと情報端末を用いた買い物支援、御用聞き・見守りサービス」の取り組みが選ばれた。

　同事業は、徒歩圏内に生鮮品などを扱う商店が不足し、高齢者らが日常の買い物に不便を感じている「買い物困難地域」で、移動販売、宅配、ミニ店舗などの方法で買い物機能を提供する新たな取り組みを支援するもので、全国で３７事業、道内で６事業が採択された。
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