日本郵便は１０月１０日、シンガポールで開催される日本食品見本市「おいしいジャパン２０１３」のパートナー企業として、日本航空（ＪＡＬ）のフライトで最短翌日に小口保冷配送ができる「クールＥＭＳ」で、シンガポール向けの日本食の輸出促進に向けて支援・協力すると発表した。
　日本郵便とＪＡＬは、インターネットを通じて購入した日本の新鮮な食材を、クールＥＭＳで日本からシンガポールの店舗や個人宅まで保冷配送できるサービスを紹介するため、「おいしいジャパン２０１３」で海外向けに日本の生鮮食品を販売しているＥＣ（電子商取引）事業者と共同で出展。日本郵便はＷｅｂサイトの国際郵便ページで海外向けに日本の生鮮食品を販売しているＥＣ事業者を順次紹介し、「海外向けに販路を拡大したい事業者」を継続して支援するという。

　両社はクールＥＭＳを活用し、今後は引き受け地域や配達地域を拡大。２０１４年度中には「冷凍」の海外向けドア・ツー・ドアの小口保冷配送サービスの提供を目指す。
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