北海道経済産業局は２月２６日、「食関連産業のためのクラウド導入ヒント集」を発行。Ａ２判で５０００部を用意、希望者に無料で配布する。ＨＰからのダウンロードも可能。
　同ヒント集では、北海道の中小食関連産業の事業者らが「どのようなクラウドサービスを活用できるのか」「スマートフォンやタブレットを使って何ができるのか」という点に着目し、日本国内で導入されているクラウドサービスの活用例を紹介している。

　物流関係では、輸送中のトレーサビリティや在庫情報の把握・利用などの面で、「配送進捗の予定・実績管理を行える」「全車両の運行状況、安全管理、荷室の温度情報などをリアルタイムで把握できる」「ドライバーの操作なしでも到着・出発を判断し、運転日報を自動的に作成できる」「現場や出先から在庫状況を入力・確認できる」「在庫管理の精度向上や販売管理とのデータ連携ができる」といった活用事例が紹介されている。