三重県と百五銀行（津市）、百五経済研究所（同）は９月３０日、「百五銀行と三重県との産業振興等に関する包括協定」（平成２４年９月２８日締結）に基づき、三重テラス・ショップ（運営・アクアプランネット、松阪市）で扱う商品の戦略的な販売、スムーズな商品配送・補充、物流コストの削減などを目的とした実験事業「三重テラス物流・流通トライアル事業」を実施すると発表。アクアプランネットと大王運輸（多気郡）が事業に協力する。
　同事業は、昨年度実施した県内事業者（東紀州、志摩・紀勢、伊賀の３地域）の販路拡大を目的とした物流・流通トライアル事業（平成２５年４月２６日から２６年3月３１日まで）を踏まえ、新たに構築した「デポ（物流拠点）を活用した集荷から配送・陳列・商品管理までの新たな物流システム」を活用することで、三重テラスでのより戦略的な商品販売などを行う。

　実施期間は１０月１日から１２月３１日までで、冷凍、冷蔵商品を中心に約５０品目に限定して実施する。