鴻池運輸は７月１５ー１７日に東京ビッグサイトで開かれた「国際モダンホスピタルショウ」に出展し、鴻池グループのホスピタル・ロジスティクス事業を紹介した。
　昨年、同社はこの展示会で医薬品類のピッキングカートを発表し、１１月に実稼働させた。同社の担当者は「発表時よりサイズを全体的にコンパクトにし、使い勝手が良くなっている」と説明。徹底した温度管理が必要な検体や高度治療薬の専門輸送バッグも、実容量はあまり落とさず外形をコンパクトに再開発。温度・湿度・衝撃の一貫管理をクラウドによる管理システムで行い、受け渡し時に輸送中の管理状況履歴をスマートフォンで確認できるようになった。

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