ユアサ商事（東京都千代田区）は１１月６日、物流サービスの向上と業務運営の効率化を目的とし、関東圏の物流業務をプラスロジスティクス（同豊島区）に委託するとともに、関東圏の３か所に分散している物流拠点をＳＧリアルティ柏Ａ棟（千葉県柏市）内に新設する「ユアサ商事柏物流センター（仮称）」に統合すると発表。
　同社は２０１４年４月～２０１７年３月までの中期経営計画「ＹＵＡＳＡ ＬＥＧＡＣＹ（ユアサ レガシー）３５０」を推進しており、これまで「物流改革プロジェクト」で同計画が目指す「産業とくらしの流通プラットフォーム」の質的・量的拡大に向けた物流機能強化の検討を行ってきた。近年、納品リードタイムの短縮（当日配送エリアの拡大）や納品状況の可視化など取引先からの物流サービスへの要望が高度化・多様化し、これらに対応できる物流基盤を再構築する。契約面積は２５３０坪で、都心へのアクセスやコスト（保管コスト、荷役コスト、配送コストほか）における効率化を進める。

　新センターでの業務開始は２０１６年５月の予定。
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