【埼玉】「日頃から子どもらのことを気にかけていただき、感謝している」と話すのは、児童養護施設「いわつき」の小島誠園長（写真左から２番目）だ。
　岩崎運送（朝霞市）の岩﨑克美社長（同右から２番目）が埼ト協青年部会員として「いわつき」を訪問したことをきっかけに交流を深めている。同社長は卒業生を雇用するなど「会社として、地域社会に貢献する方法はさまざま。自分らが何をどう提供すればより良いかを考えている」と話す。
　昨年度からは主催するゴルフコンペでチャリティーを行い、飲食店で利用できるグルメカードに換えて寄贈した。同施設の小島園長は、「子どもにとっては、外食をすることも貴重な社会経験。進学が決まった３人の子どもへのお祝いの席でグルメカードを使わせていただいた」と話す。

　感謝状を手渡した同園長は、「就職してからも、情報交換の機会を設けるなど配慮していただいており、また良い縁が結べれば」としている。
　岩﨑社長は、「希望してくれる子どもがいれば、免許は会社で負担するなど本人の負担を極力減らして受け入れたい」と述べ、感謝状について、「チャリティーに参加した仲間にも報告し、継続していきたい」とした。
◎関連リンク→　株式会社岩崎運送