清水建設は、大阪府松原市で自社開発するマルチテナント型物流施設「Ｓ・ＬＯＧＩ（エスロジ）松原」の新築工事に着手した。地上４階建て、延べ床面積は１１万６５０９平方mで、竣工と賃貸の開始は２０２６年５月を予定している。

同施設は、大阪市中心部から１０km圏内にある松原市三宅西土地区画整理事業地内に位置。交通面では、阪神高速６号大和川線「三宅西ＩＣ」に近接するほか、同14号松原線「三宅ＩＣ」からも１km圏内にあるなど、大阪市中心部、大阪港湾部、関西圏広域へのアクセスも良好。

１フロア７０００坪のプレートを確保し、１フロアを３分割できるため、最大１２テナントの入居が可能。

同社によると、防災面では、２００年に１度の水害にも耐えられる高床式のトラックバースを設置し、災害時の停電への備えとして７２時間対応の非常用発電設備も導入するという。同社は、「併せて、無人コンビニやカフェテリアスペースなど共用部のアメニティ設備も充実させ、就業者に働きやすい環境を提供する」としている。

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