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物流ニュース
アドセック バングラデシュに特化「一体型育成モデル」で特定技能ドライバー採用支援
2026年3月31日
アドセック(小泉久也社長、東京都渋谷区)は、バングラデシュに特化した人材総合支援サービスを展開。今後、特定技能トラックドライバーにも力を入れていくという。
もともとは防犯機器や店舗運営に関するソリューションを提供していた同社に2022年、同国から語学留学で来日していた人材が入社。「若者が就職に困っている」母国と、「人手が足りない」日本をつなぎたいという彼の思いを起点とし、両国を結ぶ人材事業が立ち上げられた。同社の社是である「何をやるかより誰とやるか」がまさに具体化された形だ。
同国に現地法人を設立し、日本語学校を運営。さらに、日本の登録支援機関として現地の送り出し機関と提携し、実際の業務を担っている。
この「一体型育成モデル」が同社の強みであり、新規事業開発本部の平石鳳志本部長は、「現地と一体となって質の高い人材を送り出している」と胸を張る。
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学校では、特定技能ドライバーに求められるN4レベルの日本語力はもちろん、日本の文化やルール、マナーまで徹底指導。「日本で問題なく仕事をしていけるよう、特に会話力を重視したカリキュラムを組んでいる」という。「海外で働くのが当たり前」という同国の中でも、「学びたい」「日本へ行きたい」という意欲あふれる人材が集まっている。
ある種の“縁”から始まったバングラデシュ人の採用だが、日本のトラックドライバーに向いている要素がたくさんあるという。同本部長は「日本と同じ左側通行・右ハンドル。真面目で責任感のある人が多い」とし、さらに「人口の9割がイスラム教徒で、お酒を飲まない点も運転の仕事をするうえで安心」と説明する。
アジア各国による特定技能人材の送り出しが活発化するなか、バングラデシュは「まだまだ知られていない」というネックがあった。しかし、同国政府が昨年「5年間で10万人を日本へ送り込む」構想を打ち出したこともあり、徐々に人材輩出国としての認知度を高めつつある。

同社の紹介により、すでに日本の事業者に内定済みのドライバーもおり、4月以降続々と入国する見込み。内定先は地方、さらに従業員数が2桁規模の事業者も多い。同本部長は「新しいことをやってみたいという意欲的な会社に、いい人材を採用してほしい」とし、事業者に「伴走」する姿勢を見せる。
登録支援機関として、来日前後のサポート体制も万全。グローバルHRソリューション事業本部の町田瑞樹氏は、「『人のために』が原動力。困っている人がいたら助けることにやりがいを感じる」とし、来日した人材の生活面の細かなサポートまで担っている。
紹介料は一人35万円、月額支援料は同3万5000円。平石本部長は、「とにかくまずはバングラデシュに興味を持ってほしい」と訴える。関連記事
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