【岡山】「会社は人がすべて。いい人材が集まらないと、どうにもならない」と岡田好美氏（岡田商運社長、岡山市中区）。同社は８年ほど前から、事業所ごとにバーベキューやボウリング大会を企画し、ドライバーの家族らも交えた懇親の場として定着させる一方、内勤社員は２班に分けて海外旅行に出掛けている。

「家族ぐるみで会社を好きになってもらいたい」との思い。埼玉県から佐賀県まで全国に８つの営業所があるが、来年は１～２月にボウリング、４～５月のバーベキューに加えて「それぞれの営業所に大型バスを呼び、家族連れの秋の味覚狩りツアーを計画している」と話す。

ドライバーの奥さんの誕生日、それから中学生以下の子どもがいる場合はクリスマスのプレゼントとして肉（写真）の差し入れも続ける。ドライバーだけで１８０人いることを考えれば出費も相当だが、「来春からは小学校に入る子どもがいる場合、ランドセルを贈るようにしようと思っている」とアイデアは尽きない。

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