【岡山】昨秋に建設着工していた山本水産輸送（山本新吾社長、岡山市中区）の新社屋が完成し、４月から本格的に業務をスタートさせている。同じ敷地内で移設・新築したもので、レンタカーや保険代理店業務など事業の拡大にともなう対応。個人情報なども取り扱う業務であることを踏まえ、オフィスと来訪者スペースの区分けを明確にした。

　子会社のヤマスイ物流と合わせたトラックの保有台数は約２３０台。総社営業所（総社市）と三原営業所（広島県三原市）に配置する車両を除き、これまで本社の周辺では１７０台余りを４か所の駐車場に分散させていたが、近隣に４５００坪の広大な車庫用地を確保したことで１か所に集約する。５月下旬から６月をめどに工事に取り掛かる予定だ。

　一方、トラックを移動させることで空いた本社地には冷蔵庫を建設する。２０００坪の同地では平成24年に３００坪の冷蔵庫を建てており、２棟目が完成すれば保管スペースは延べ７００坪程度に増強される。年内に着工したい考え。

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