オンワード樫山とダイドーリミテッドは７日、業務及び資本提携を結ぶと発表した。両社は、営業、商品の開発・企画力の強化、生産体制の共有化等のシナジー効果によって、さらなる収益力の拡大が期待できると判断した。
　オンワード樫山はダイドーリミテッドに対し、海外ブランドビジネスを通して入手したトレンド情報及びそれを活用する企画立案ノウハウを提供。さらに、企画・生産・物流・販売までをトータルで管理するサプライチェーンマネジメントのノウハウも提供する。
　 一方、ダイドーリミテッドは、高品質な素材を提供するとともに、中国にある紡績・染色・機織・整理及び縫製までの一貫工場でオンワード樫山の商品を受託生産。
　 両社はそれぞれのビジネスを拡大するために、相互にノウハウ・販売情報を提供し協力していく。
　また、オンワード樫山はダイドーリミテッドの発行済株式総数の８％程度を、ダイドーリミテッドはオンワード樫山の発行済株式総数の１％程度を、それぞれ取得する予定としている。