恊働ロボットを提供しているユニバーサルロボット（山根剛代表、東京都港区）は１１月２６日、ＤＣバッテリー駆動の新製品「ＯＥＭ ＤＣ Ｍｏｄｅｌ」の提供開始を発表した。

　同モデルは同社の恊働ロボットの特徴である小型・軽量かつプログラミングが簡易な部分をそのままに無人搬送車と自律型モバイルロボットとを一体化させたもの。

　同モデル登場以前には、恊働ロボットを台車乗りながら複数の工程に従事している事例が確認されていたそうだが、同モデルの登場で距離の離れた複数の工程であっても自動化が可能になるという。

　同社グループ日本代表の山根剛氏は「ＡＧＶやＡＭＲと一体化した協働ロボットのモバイルシステムのニーズは我が国でも近年、高まりを見せている。新製品は、工程間の搬送はもちろん、物流・流通などさまざまな産業分野のニーズに対応可能な製品。本製品の提供を通して生産性向上と人手不足解消に貢献していく」としている。

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