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    経営再生物語(160)無事故運動 マナーリストと賞罰制度〈事例A〉

    2017年7月6日

     
     
     

    「無事故運動」の第2段階は、賞罰制度の確立である。賞罰制度は、次の通りである。


    ? 対象は班単位とする。

    ? ペナルティは班員ごとに集計し、点数制とする。

     ペナルティの内容と点数は、下記の通り。

     普通事故―1?10点

     重大事故―10?30点

     (重大事故、普通事故のペナルティ点数は、班ミーティング会議で決定する)

     班員のペナルティ点数が30点に達した時は、その班員は車の乗務を一定期間停止する(期間についても、班ミーティング会議で決定する)

    ? 各班ごとにペナルティの点数が1番低い班に優秀班賞を授与する。

     表彰金額を10万円とし、期間は6か月とする。個人については期間1か年とし、無事故者を表彰する。無事故賞は1人5万円とする。

     賞罰制度の確立に当たっては、班長会議で討議して決定していった。

     A班長「表彰していくのはいいけれど、ペナルティはきついよ。だれも事故を起こしたくて起こしているわけではないから、ペナルティはやめよう」

     B班長「でも、ペナルティがないと、効き目がない。われわれの事故は、一歩間違えると、人命にかかわる。ペナルティは必要だよ」

     C班長「褒めて叱って人は育つ。褒めることが表彰、叱ることがペナルティ。賞罰制度は必要だ」

     各班長とトコトン話し合っていく中で、賞罰制度を確立していった。職場小集団活動として「無事故運動」は展開されていった。

        (つづく)

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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