東洋ライト工業はこのほど、トラックコンテナ庫内用のＬＥＤ「シリウス」に、半分のサイズの「シリウスハーフ」をラインナップに加え、販売を開始した。
　横１８０mm×縦１００mm×厚さ１１mmで、小型車にも装着できるよう、１２Ｖ・２４Ｖをそろえた。

　同シリーズは日亜化学工業社製で、高輝度のＬＥＤを使用し高い品質を有する。渡邉秀一取締役によると、「耐用年数は４万ー５万時間」と長期で、消費電力も少ない。長期に渡りメンテナンス不要で、「廃車にするまで付け替えの必要がない」とし、業界初の３年保証を付けている。
　現行品「シリウス」を装着する場合、「照明の真下に荷物や人がいると、光を遮断してしまう」ことが課題になっていた。一般的に庫内灯は１９ワットの電球を２灯装着し、照明を分散させることが効率的。そのため、同シリーズにも「２灯装着させられるコンパクトサイズを作って欲しい」といった要望が寄せられていたという。
　同シリーズは防滴構造で、低温の庫内でも常温時と同じ明るさを保持し、明るくなるまでの時間も電球より短い。また紫外線が少ないため、庫内への虫の侵入を防ぐことができ衛生的という。
◎関連リンク→　東洋ライト工業株式会社