燃料機器メーカー大手のタツノ・メカトロニクス（東京都港区）では、地下タンクの漏洩チェック機能を強化した高精度の電磁油面計「ＧＯＭー９８０ＥＣ」を発売している。



　タンク内の油面の連続的な変化を瞬時にデジタル出力する同機器は、センサー上部からパルス電流を発信し、油面から戻ってくる時間で油面の高さを計測する方式を採用。１億分の１秒以下まで正確に計測できるため、わずかな油面の変化もキャッチし、直径０.３mmという針の孔ほどの漏れも検知する。
　また、タイマー式漏洩テスト機能も搭載されており、同油面計の導入は、６月末に消防庁が発表した老朽地下タンクへの対策の一つとして適合している。
　計測したデータは、５.７インチのカラー液晶タッチパネル画面の屋内表示計で表示。プリンターも内蔵しており、出力したものは消防法で必要な記録として、そのまま使用できる。
　価格は５２万３０００円（工事費別途）。
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