様々な使用方法が可能な木製平台車「ｅｂシリーズ」を販売しているエビス（大阪府東大阪市）の松本学社長は、「自社用で台車を作って使っていたときに、周りから『売って欲しい』と言われて作り始めた。引っ越しや作業などに使いやすい」と強調する。

　同製品は、工場や引っ越しなど様々な使用用途にも対応できるように５サイズを用意。床材で使用される針葉樹構造用合板28mmを使用しており、丈夫で、自重が軽いのが特徴だ。
　キャスターはゴム車輪を採用し、様々な床に対応。万一、キャスターが破損しても簡単に交換でき、１台購入すれば長期間使用できる。
　「ｅｂ―00」と「ｅｂ―02」は小型の台車で、同じ製品を２台セットで使うことで９００kgを超える積載が可能になる。また、低床になっているのでハンドパレットで荷物のみを持ち上げ台車を引き抜けるように設計されている。
　「ｅｂ―03」は８００kgまで対応。バランスが良く積載時の転倒が軽減できる安全性の高い１５０mmのゴム車輪を採用することで始動力が小さくなり、らくに動かすことができる。
　「ｅｂ―04」と「ｅｂ―11」は、様々な重量物に対応できるよう１０００kgまで積載できるように設計されている。また、「ｅｂ―03」と「ｅｂ―04」には、フットブレーキが対角線の２か所にキャスターを標準装備している。
　松本社長は「これからは資材の販売や、新しいものを作って販売していきたい」と意気込みを語る。商品価格は、１万２６００円から２万９４００円（送料別途）。
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