繊維ロープや環境緑化、産業資材、物流・住宅資材を販売するテザック（大阪市西区）は、そのノウハウを生かしコンパクトでラッシングベルトのラチェット固定金具からハンドルを取り外すことができる「セパレートラッシングベルト」を販売する。同製品は、荷締めや荷解き作業に使用するハンドルが取り外しでき、一つのハンドルで複数のラチェット固定金具を締めることが可能。コスト削減に繋げられる。

　ハンドルのレバーが２段階式になっており、強く握ることでハンドル部分の両端が開き本体金具から外れる仕組みになっている。また、ハンドルが本体部分から外れている場合、ベルトが解けないロックシステムを採用しているのでハンドルをセットしない限り、荷解き作業ができず防犯効果も期待できる。
　また、輸送時にハンドルを取り外すことで積み荷にハンドルがあたる心配もなく、破損事故の抑止ができるほか、作業の効率化が図れるように回転グリップを採用、作業者への負担軽減を実現することで、作業効率の向上に繋がる。
　物流資材グループの森本一郎部長は「コスト削減や省スペース、盗難防止ができる商品」と強調。さらに、ハンドルはステンレスとスチールの２種類から選べ、ベルト幅も35㍉と50㍉が揃えられているほか、ベルト先端につける金具も８種類から選択が可能。オプションにもバックルシート、保護スリーブ、コーナープロテクターなど荷物やベルトを保護する製品も用意されている。
　同グループの駒走裕之課長は「種類が豊富なので、どんなものにも対応できる。１本からでも販売しているので、ぜひ使用してほしい。これからも新たな商品を導入して輸入関連の商品にも力を入れていき、商品の提案をしていく」と語る。
　価格は本体とハンドルセットで６０００円（税別、送料は別途必要）。
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