横浜ゴムは、耐摩耗性能を重視した小型トラック・バス用リブタイヤ「ＬＴ１５１Ｒ（エルティーイチゴーイチアール）」（全２７サイズ）を２月から順次発売する。
　「ＬＴ１５１Ｒ」は、従来品「ＰＲＯＦＯＲＣＥ　ＲＹ０１（プロフォース・アールワイゼロイチ）」の後継モデルとして、商用車ユーザーが求めるロングライフをテーマとし、コンパウンド、トレッドパターン、プロファイル、構造などの見直しを行った。

　コンパウンドには、粒径の異なる微粒子カーボンを最適な体積比率でブレンドした、ヨコハマ独自の「シンクロカーボン」を採用し、専用コンパウンドを新開発。トレッドパターンは、３本溝基調の４本リブパターンを新設計した。これにより、従来品と比べて耐摩耗性が約２８％向上、操縦安定性やウェット性能を高いレベルで両立した。また、大型トラック用タイヤ「ＺＥＮ（ゼン）」の開発で培われた歪み軽減プロファイル設計技術を応用し、ケーシング耐久性を大幅に向上。ドライバーの安全性をしっかりと確保しつつ、ロングライフ化によるコスト削減が可能という。
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