事故防止対策推進事業を展開する伸（東京都中央区）は、首都圏で格安自動販売機事業を展開するアイパーク（同）と業務提携し、ドライバー向け事故防止訪問セミナーを無料で実施する取り組みを開始した。同社の自動販売機「アイベンダー」の設置を斡旋し、その手数料でセミナーを行うことで、事業者負担をゼロにするという。
　伸の森英昭社長は、「飲料の販売手数料についても、他ベンダーよりも高額になるよう交渉する。無料セミナーが受けられるだけでなく、手数料収入も増やすことが可能」と説明。「アイベンダーは８０円から１００円をメーンとする格安商品構成のため、ドライバーにもメリットがあるはず」とも。

　同社長は、「今後、アイベンダー受託台数２０台超えを目安に、設置事業者の管理者を対象とした事故防止セミナーを半年に一度開催する計画で、その費用もアイパークが全額負担する」という。
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